クィーン
ダイアナ妃の事故死からの1週間を、女王陛下とその周辺から見たドラマです。見入ってしまいながら、時折はっと、「いやいや、これは映画」とわれに返りました。事実がどうだったかはまた別物。ともあれ、とてもおもしろかったです。
女王であることの重みと、忍耐強く威厳を持ってその職務を遂行しつづけることの尊さ。それを引き受けてくれる存在としての制度が、国としての財産…宝?であることを改めて感じました。
しかし、これはブレア首相の礼賛映画なのでしょうか。ん~、彼があまりにかっこいいところを持っていっているような、逆に反体制であるブレア夫人のはすっぱな描き方に作為を感じました。鹿狩りのエピソードは、涙を流すところの「人間らしさ」よりも、撃った紳士に祝意を、と毅然として言うところのほうが本領発揮だったと思います。これは、女優さんを見るタイプの映画なのですね。
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