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April 2008

ヴォイス・オブ・ヘドウィグ

Voice「ヘドウィグアンドアングリーインチ」を見ていないと話にもならなくてちょっとたじろいでしまったのですが、性同一障害や同性愛の若者たちの苦しみと、それをシェアできる場の大切さが、ドキュメンタリーだけあって大変切実に伝わってきました。オノ・ヨーコさん、素敵!

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砧公園

砧公園
ピクニック。寝袋→キャンプ道具→テント。すべては去年の今頃になんとなく買った、このコールマンのテーブルセットから始まりました。

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ヘアスプレー

Hair
たしかに愉快だったのですが、どこかひっかかりを感じたのはなぜでしょうか。これ、本当に舞台で見たほうがすっきり楽しめそうです。リベラルなトレイシーも、ジョン・トラボルタが女装で熱演(!)のママもよかったのですが、カップルの作られ方や、徹底的に悪者化されている美人ワスプ母娘の描き方に、逆にあざといものを「今」感じてしまいました。でも、トレイシーの両親の愛と、娘への誇りは素直に素敵でした。

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めがね

Megane
「かもめ食堂」で、もたいまさこのスーツケースやキノコのファンタジーに少々ちぐはぐなものを感じたのに対し、「めがね」は完璧でした。あのカキ氷は、余韻を残しますねー。私は実はたそがれるのが得意ではないのですが、与論島には行きたいなあと思ってしまいました。

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家庭訪問

 金曜日、お昼を食べずに13:45に帰宅し、5分でおにぎり弁当を食べたあと、3人でTさんをアトリエに送っていき、14:25に帰ってきて、14:30に先生が家庭訪問に見えました。時間差で、最初にTくんの先生、15:00にTさんの先生です。そのあと寝てしまったTくんを起こして17:00を目指してお迎えに。金曜日は時間配分を考えないと、毎週、お昼を食べる間がありません。

 年少のTくんは、1週間は親(主にパパ)が付き添いましたが、この前に月曜日からは保育室に一人で入るようになり、それなりに楽しく遊ぶようになりました。はじめは「せんせい、きらい」と言っていたのですが、今は「ようちえんだいすき、いきたいなあ」に変わり、絵に描いたような進歩具合です。保育園では、お迎えがほぼ一番だったのに対し、幼稚園になったらそうでないことが多く、悲しいようです、と言われたので、できるだけ一番になるように行こうと夫婦で申し合わせました。まだ、保育室では緊張はしているようですが、彼なりのペースでよかよか。朝の歌(「おはよう大地♪おはようお日さま♪」)とか小鳥の歌とかも歌うようになりました。当然、Tさんも知っているので一緒に歌おうとすると「だめよ、ぼくがうたうのっ」と主張します。

 年長のTさんのほうはまったく心配もなく、縦割りで新しく年中児を迎え入れ、遊びにも積極的に誘っているとか、自分の意見をリラックスして言えるようになってきた、ということで、年少のときから少しずつ培ってきた活動の集大成となる1年をぜひ満ち足りて過ごしてもらいたいなあと思っています。信じるほうに子どもは伸びる。というか、私がから回りしないようにしないと。
 Tさんは、たっての希望がかない、3月からアトリエに通い始めました。芸術活動だけでなく、先々週はスライム作り、今週は上新粉と山芋での桜饅頭作りでした。2時間半の長さなのですが、充分楽しめる体力がついたので、安心して預けられます。桜饅頭は、3つをお土産に持ち帰ってきましたが、Tくんの分だけは「嫌いだろうから」とわざわざ桜の花びらの塩漬けを除いて持ってきたところにやさしさを感じました。

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スパングリッシュ

Spanglish
夜中に何気なく見始めて、おもしろくて深夜にいたってしまいました。全米有数のシェフであるパパの素敵なこと。セレブ妻が、一応、ひっかきまわし役なのですが、彼女にも一応の理ありで憎めません。でも、この集団の中にいるとたしかに浮きますね。心優しいバーニーはかわいく、この家族の大切さに気づかなかったデボラはやっぱりアホ。一方、デボラのママもいい味が出ていました。

焦点があたっている、移民のシングルマザーの母娘のほうでは、クリスティーナはまさに見とれてしまう美少女で、娘に対するフロールの責任感はすごくリアル。なんとなく日本人としてなじめちゃう感じがしました。そうそう、子への責任ということを考えれば婚外の男女のエロスは二の次です。そこに理屈をつけちゃう物語も多い中、「スパングリッシュ」は本物の選択を見せてもらったように思いました。もちろん、スペイン語と英語のにじりよりも。よかったです!

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子ども学 その源流へ

Kodomogaku 『子ども学 その源流へ』野上暁、大月書店、2008年3月。

3月にご高著を拝受しました。大人が作った制度や思想から、何かの対象としてみるのではなく、暴力的でもあり不定的でもあり、洞察力と未熟さを併せ持ち、時代を鋭敏に身体化する「ありのまま」の存在として子どもを見ようという意識が、まさにオーラとして立ち上ってきます。佐野美津男が提唱した「子ども学」を踏まえたうえで、古代から現在まで、日本で子どもがどう見られてきたか、子どもがどうふるまってきたか、子どもという総体ではなく、事象のひとつひとつから、日本人にとっての子ども観を追求しています。答えが先にあるのではなく、それを「知ろう」とする野上さんの意識そのものに圧倒されました。遺跡や埴輪、各地のお祭り、また、性と子どもがいかに密接であるかなどのお話を伺ったことがあるのですが、その断片がこの本の中で有機的につながりあい、野上さんの立ち位置を伝え、まさに、子どもをめぐるリアルを探ろうとされたことがよく分かります。「児童文学評論」に連載している、私のごく個人的な子どもとの絵本読みの記録を野上さんが買ってくださるのは、なんの先入観も結論もなく、定点観測的に子どもの本読みを見ていこうというあたりの意識が似ているせいかなと、恐れ多いことですが、考えてしまいました。

第1章 「子ども学とは何か?
 「子ども学」の誕生/「子ども」とはだれか/子どもは発見された?/子ども学がめざすもの

第2章 「子ども社会の歴史」
古代社会の子どもと暮らし/万葉集に見る律令制度下の子ども/描かれた中世の子どもたち/近世の家族と子どもの発見/江戸期子ども絵本の誕生/手習塾と江戸の教育/江戸の子ども遊び/性をめぐる大人と子ども

第3章 近代子ども観の変遷
学制公布と学校教育の普及/国家主導による学校行事の徹底/学校中心の子ども社会の形成/文明開化の子どもと遊び/明治期東京下町の子ども世界/変容する小学校教育/富国強兵と子ども雑誌/近代子ども観の誕生/文学者が描いた子どもの姿/正岡子規の教育観/大正童心主義の光と影/プロレタリア児童館の展開/戦時下の子どもと文化

第4章 現代子ども社会の変容
戦後児童文学の出発点から/戦後民主主義と子ども雑誌/マスコミ時代の子どもたち/高度成長期のメディアと遊び/変容する子ども文化/挑発する子どもたち/密室化する子ども空間/情報化社会の子どもたち

第5章 子ども学で現在を読む
メディアの中の子ども/幼児の美意識と想像力/遊びは暴走する/暴力をとらえる視点/子どもと性の民俗学/子どもと死のイメージ/学校文化と子ども文化/文化創造者としての子ども

※小見出しには本来、番号が振ってあります。

まさに野上さんの集大成とも思える1冊です。縄文の子ども観や近代が持ち込まれたときに日本という国家が子どもを見る目がまるで変わったこと、戦争を経て(山中恒さんの『ボクラ少国民』との絡みも迫力)、高度成長時代に消費者として対象化されたことなど、「子ども」の通史として必読でしょう。ごく個人的な体験からあえて出発しての、子どもと性の考察、それに関して『たけくらべ』の話もおもしろかったです。

子どもが事件を起こすとゲームやマンガの悪影響などが取りざたされますが、それは「大人社会の固定観念と新しく登場してきた文化に対する、一種の身構えと恐怖心」(214)であり、どう考えてもリアルになりっこないこと、たかがゲームやマンガくらいで大人はうろたえてはいけない、というあたりの口調、そして、しかしながらそれを踏まえた上で、仮に虚構と現実が混同される可能性があるならば、「幼児期の物語体験を通しての、非現実体験の乏しさが影響しているといえるのではないか」(214)というところにも、思わず背筋を伸ばしたい気持ちにさせられました。

野上さん、ご出版本当におめでとうございました。

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マカロン

マカロン
先日の荒天の日、地元で就職するちづちゃんとつかの間会い、高級マカロンをいただきました。短い間だったけど、子どもたちもなつき〜。
またしょっちゅう東京には来るよね。また会いましょう。

→ 訂正 マカロンではなかった!最中のおいしいのでした。香炉庵の「花小町」。絶妙~おいしい~!!

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ほぼ初日

入園式も終わり、今日から2人連れて幼稚園でした。自転車で行っていたところ、電車を乗り継いで行き、弟は11:00、姉は11:30にお迎え。いったん家に帰って1時間ほど仕事をしたあと、車で迎えに行ったらパーキングがことごとく満車で遠いスーパーに停めるはめになりました。帰宅後、Tさん切望のアトリエの体験に行き、そのあいだに、ファミサポさんの問い合わせをし、郵便局と図書館に行き、友達にパン焼き機を届け(最近、村上祥子さんの簡単パンばかりなので出番がなくなり、お譲り)、パン屋と100円ショップに寄ってきました。なんにせよ、ペースをつかむまでは大変そうです。Tさんは2箇所に体験に行ったのですが、今日のほうを気に入ったということで、入会しようと思います。Tくんは、幼稚園で、無事にバイバイできたものの、お迎えのときには補佐の先生のお膝で泣いていました。「朝からずっと、おやつも食べず(お母さんと食べる、と言って)、外でも遊ばず、ずっと戸口のところでお母さんを待っていました」とのことで、せつなくてこちらが泣けました。といって、かわいそうがるのではなく、あくまで幼稚園は楽しく通えるところであることを彼が信じられるように、こちらはあくまで明るく元気に家でリラックスさせるしかありません。

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お祝い

長いおつきあいで同じ幼稚園のママ友達が1月に出産し、転勤で引越しした別の友だちの春休み帰省とあわせて4組(本当は5組だったけど1組風邪で欠席)が我が家に集まり、お祝いをしました。2ヶ月の赤ちゃんは羽のように軽く、抱っこしているだけで、陳腐な言い方ですが癒されました。

10時半から夕方まで、とっても久しぶりなのでおしゃべりは尽きないし、4人の5歳児と1人の3歳児と1人のもうすぐ2歳児の計6人。狭い家の中で喧嘩もせずにずっと仲良く遊び続けていました。Tさん以外全員男の子で(赤ちゃんも含め)、間が持たなかったら公園に行こうと思っていたのですが、尽きることなく楽しんでいてよかったです。ウルトラマンの歌の大合唱が聞こえてきたり。

なんだかいつも時間に追われているので、たまの機会がとっても楽しくて時間がたつのがあっという間でした。これでしばしリフレッシュ。週明けからは始動です。

All About記事 「ソングブックカフェ」で親子の時間in鎌倉 アップしました。

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大阪府立国際児童文学館

お聞き及びと思いますが、今、大阪国際児童文学館と府立図書館との統合問題が持ち上がり、存続を求める署名運動が起きています。統合されることで、貴重なコレクションが散逸したり、講演会や海外研究者の招聘などの活動ができなくなったり、児童文学のプロフェッショナルによるレファレンスが期待できなくなったりします。

ひこ・田中さんのサイト「児童文学書評」のトップ
http://www.hico.jp/に、詳細や存続要望署名書、府知事へのメール案内などがあります。

→署名を送ってくださる方は上記よりダウンロードし、4/10をめどに「大阪国際児童文学館を育てる会」にお送りください。
育てる会事務局
564-0072 大阪府吹田市出口町34 C5-103 野々上律子様方

→府知事に物申してくださる方は「知事への提言」でご意見をお願いいたします。
http://www.pref.osaka.jp/j_message/teigen/tijifmt.html

宮本大人さんのブログにも詳しいです。
http://d.hatena.ne.jp/hrhtm1970/20080325/1206436861

性急に結論を出そうという橋本知事のやり方もパフォーマンスのようにしか見えません。大阪府として日本の子どもの本の財産を、心を尽くして守るべきでは?

IRSCLのMLにも正置友子さんから以下のメールが送られました。外国人研究者にとっても、日本の子どもの本の研究にあたって、まずコンタクトを取れる機関です。府立図書館にそれができますか?

--------一部引用  from here(IRSCL ML 30/3/2008)
I urgently want to ask you for your support to maintain the International Institute of Children’s Literature, Osaka. Some of you may have visited the IICLO last August for the 18th Congress of IRSCL in Kyoto. The Institute houses a sizable amount of the first class materials in its independently operated building surrounded by the peaceful scenery of the park. It has been serving researchers around the world as well as children in Osaka. We have been proud of having and supporting the Institute for more than twenty years. However, in recent times the institute has been experiencing trouble.
The newly-elected governor of Osaka prefecture is planning to close the Institute at the present site and move the materials to the Osaka Prefectural Library, just an ordinary library. The governor says, ‘we don't need IICLO; one ordinary library is enough for people in Osaka, because we do not have enough money’. If this is carried out, we lose IICLO itself: the materials will be scattered in the big library building; users wouldn’t get any services from specialists of children’s literature; there will be no international conferences of children’s books; no invitation to foreign researchers; no events such as Kamishibai, Puppet Show, and Play for children. I hope many emails will change his mind and keep the Institute as it is.
-------------------------------end here

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