ラグビー大学選手権決勝
夜になってからJ-Sporstで見たラグビーの大学選手権の決勝。毎年の組み合わせである関東学院vs早稲田です。清宮去ったあととはいえ、早稲田は昨年までの貯金的な力がありますし、一応、これまでのところ、そつなく突破してきました。一方の関東は、シーズン前の春の試合では勝ったとはいえ、シーズンになってから見た何回かの試合はどうにもぴりっとしないし荒いしという印象で、ほとんどの予想と同じように、早稲田がかなりの差で勝つのではないかと思っていました。
前半の最初から関東学院の出足のよさに驚き、相手のいきなりの強さに、早稲田の「こんなはずじゃないのに」というあせりが手に取るようにわかりました。最初のトライは関東学院、その次も。ラインアウトが確実な一方、早稲田のラインアウトはガタガタで、取れない、まっすぐ入らない、人のいないところに放る、とめちゃめちゃ。それでも前半を21-12で折り返し、後半に強いしぶとい早稲田はどうなるか、というところで、後半最初のトライもやっぱり関東学院。時間がたつにつれて、早稲田のあせりがさらに感じられるような。それでも、懸命に食い下がり、取っては取られて、もう意地と意地とのぶつかりあい。執念にまさり、「この試合はいける」と思っているであろう関東学院の選手のガッツが画面からも伝わってきました。
早稲田のトライよりも、関東学院のトライのほうが鮮やかに思い出せる、パワフルで押しの強い、かっこいいものばかりでした。後半の後半のディフェンスからボールを奪ってのトライ。数人ひきずりながら走るバックス、だんなさんは、「あの人たち、なんでまだスタミナ切れないの」と驚きの声をあげていました。早稲田はキャプテンも、バイスキャプテンも、どんどん担架で負傷退場していき、まさに死屍累々。関東が突き放し、早稲田もしかし、意地のトライがあり。だけど、最後は33-26で、早稲田は一度もリードを奪えずにノーサイドでした。
早稲田は絶対3連覇する気でいたはず。決勝前から、あと1つ勝っておしまい、と思っていたのかな。関東はこの10日の間に、きっとすごい練習をしたのだなーと思いました。ふがいないゲームばかりだった今季の、大学ラグビーでの最終戦で、こんなタフでかっこいい選手たちを見ることができてうれしかったです。
しかし、リーグ戦では優勝したものの、法政には負け、選手権ではその法政に勝った京産大が早稲田に力負けして、でも、早稲田は関東に負けた。2強は2強ですが、いろいろな勝負があっておもしろかったかも。明治の凋落は、なかなか回復しないところで、学生スポーツは1にも2にも指導者だなーと福笑いに似た春口さんの相変わらずのお顔をも見て思いました。「打倒 サントリー」が、清宮にしてやられてきた本音っぽくて最高でした。久しぶりに、「ずっと見ていたい」「泣きそう」「ビデオにとってたらもう1回見てもいい」ナイスゲームを見せてもらいました。関東学院、おめでとう。
また、今季は、強いの早稲田をある意味途中で一番苦しめたのは慶応だったはず。来年こそは年越しも目指して、もちろん対抗戦でも、確実に勝ってくれ。
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