サイトをつくりはじめて6年近く、「よくそんな余裕があるねえ」といわれてきましたが、さすがに、最近はアップがなかなかままなりません。ネタはあっても書けないうちにあっという間に時間が経ってしまいます。
先週の金曜日は、Tさんが1年間お世話になった保育クラブ「ひよこ組」の定期保育の最終回でした。昨年の2月に、1歳上のお友達のクラスにフリーで入って以来、4月にしっかり進級して改めてひよこさんになり、1年間同じお友達たちと「クラス」で遊んできました。
毎回、パートナーが送っていくのですが、5月ごろはどうしても嫌で途中で帰ってくるというのを迎えに行ったこともあったし、最初の頃は、保育なのに私もなぜか一緒に行ってつきっきりだったし、いろいろ苦労が多かったです。でも、プールが始まる頃からぐっとなじみ、もともと大好きだった優しい先生にくわえ、お友達との関わりが楽しくなったようで、特に3学期はHちゃんとずっとなかよし。「Hちゃんとね、おおきくなったらお花畑でペロペロキャンディー食べるの」といい、「Hちゃんと、手をつないでかけっこした」と、お迎えのときにも手をつないで出てきたり、ほんとにほほえましい小さな仲良したちでした。4月からは別々の幼稚園。だけど、こんな風に、親同士のつながりではなく、自分で「おともだち」を作って遊んだ幸せな記憶が、私にとっても幸せなことでした。「Tちゃんがね、いーれーてっていったらMちゃんがいいよ、っていってくれてうれしかったの。Dくんもね、いーれーてっていって、いいよっていったらうれしいかな」とか、親はほうほうと聞くだけでしたが、ずいぶん仲の良いクラスだったと担任の先生にも懇談会で伺いました。最終回の10日は、先生も涙ぐんでいらっしゃいました。御挨拶は「また来週」ではなく「また今度」。また、今度、会いましょう、遊びましょうね、と送り出してくださって、これから幼稚園なのにTさんには既に、ひとつの故郷になる第三の場所があるのはうらやましい限り。
こうして、信頼し、愛され、愛し、仲良しして、はぐくむ大人と、お友達とに囲まれえた記憶を、Tさんがどこまで持ち続けるのか分かりませんが、きっと根っこのところで、そのことは彼女を育てつづけるのではないかと思います。そして、それを記憶し、語ることが、私の役目なのかと思います。今、思いました。児童文学者は、語り手は、その記憶を、彼らが困難なときに、あるいは物語を求めるときに皮袋から、かつての記憶という珠を取り出して、見せることができるのだ、と。私は、TさんとTくんの語り部でありたいと思います。むかしむかし、Tちゃんはひよこ組にいてね…、と。それほどTさんはひよこ組に育てられたと思いますし、それは私たち親にとってもそうでした。3人で先生にカードを書きました。Tさんは、似顔絵とお年玉とプレゼントの絵を書きました。
自転車で週に1~3回通っていた近所の幼稚園の未就園児保育、りす組さんも、3月14日で今年度は終了でした。こちらになじんでお世話になったのは棚からぼたもちみたいなものでした。最初に興味があったときに、同じく興味のあったまりこちゃんと一緒に行ったことで、Tさんは全然警戒せず、園庭での遊びや毎回違う顔ぶれでのプログラムにもすっとなじんで、1度も嫌がることなく行きたがりました。
お世話になった先生がたまたま今年で御退職ということで、二重にさようならなのですが、この先生も、ベテランの方で、話し方が「Tさん、お母さまがいらしたわよ」という、そしてそれがまったく嫌味ではなく美しく聞こえる、あたたかい先生でした。Tさんは、「りすぐみおわり」に何かを感じたか、先生お二人に、お年玉袋に入れたお手紙を書いて、その前の週にお渡ししていました。
15日は、リトミックの最終回でした。こちらは次のステップアップリトミックに参加するか、同じ先生が御自宅でされている個人ピアノレッスンにするか、はたまたこの前体験に行ってはまりまくっているヤマハにするか、考え中ですが、このリトミックにもお世話になりました。
途中でTさんのストライキがあってクラスを変わり、男の子ばっかりのクラスから女の子がほとんどのクラスになりました。それで、私は最初に行っていたクラスにママ友がいたので、今のクラスではあまりなじめず、私にお友達ができなかったのが(^^; ちょっと寂しかったのですが、まあそれはそれでよし。私は赤ちゃん連れだったこともあり、余計に社交に欠けていたこともあります。
リトミックのともこ先生に対して、地味だけどほんわかしているピアノの若菜先生に、TさんとTくんはいつもかまってもらいました。若菜先生いわく、同じピアノをやっていても、リトミックから入った子は表現力が違う、ということなので、楽器の前にステップアップリトミックでもいいかな、と思っています。まあ、幼稚園が始まってしばらくして生活が落ち着いたら、ですが。正直、Tくん連れでのTさんの習い事は、ずっと続けているという理由がなければ、やはり身体的につらかった(ずっと抱っこしてたり)ので、卒業に、少々ほっとしているのも事実です。