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October 2003

ハイ/かぼちゃパイ

「ハイ」をイエスの意思表示として使いつつあるTさん。「お茶飲む?」に、嫌そうにブンブンブンでも、「バナナ食べる?」だと「ハイ」とソファから降りる。夕方、既に眠そうなときに「お風呂入る?」と聞くと、「ハイ」でお風呂に走っていく。おもしろがって、「幸せですか?」と聞いたら「ハイ」とはっきり言ったので、なんだか猛烈に感動してしまった。

 明日カズエちゃんにあげたいな、とパンプキンパイを焼く。オレ流で、かぼちゃペーストには皮も入れ、砂糖ではなくメープルシロップ、生クリームではなくカスピ海ヨーグルト、小麦粉ではなくホットケーキミックス。香辛料もけっこう入れたと思ったのだが、できあがりは意外に素朴な味になった。一応、パイ生地の残りで目と口を△で乗せて、ジャック・オ・ランタン風に。

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ライオン・キング

 私の親が、少し早いが結婚記念日記念にどうかと言ってくれたので、なかなか入手困難だったが、四季の「ライオンキング」のチケットを買い、夜、Tさんをみていてもらって、だんなさんとデートしてきた。

 ミュージカルを見るようになったのは最近のこと。今回も、いい意味での大衆エンターテイメントを楽しめた。芝居だとこちらも緊張しながら入りこむという感じだが、ミュージカルでは拍手もできるし、子どもは「<ひれ伏す>を<ヒゲ伏す>だって~」とけらけら笑っているし、きっと、江戸時代の歌舞伎なんかもこんな感じにみんなの娯楽だったのだろう。
 ライオンキングじたいは、ビデオで一回見ただけだが、難しい筋ではないし、細部もほとんど記憶どおりだった。もちろん、子どもの文学と一緒で「何」よりも「どんな風に」描くかが舞台の醍醐味なわけだから、動物たちに擬したみごとなパフォーマンスや子役のすごさ、影絵、演出の妙(ジャングルブックの「春に駆ける」を思わせるシンバとナラの夜の場面など。なんでバレエやねん)を堪能。音楽がとてもよく、アニメでもそうだったけれど、やはり、最初の壮大な大地の喜びを合唱する歌が一番好きで迫力を感じた。ハイエナ、怖い。
 <物語>では悪役が大事だよなーなどと思いつつ、ザ・ヒールという感じのスカーも存在感にあふれていた(デーモン小暮がついつい思い出されてしまった)。
 ライオンを百獣の王として君臨するというめちゃめちゃマスキュリンなところは、多く批判されている通りで、世襲制の男ロマンなことは確かであるが、それは、「昔々あるところに王様がいました」の昔話が人間の真実を語るように、そのような昔話性に乗せての父―息子関係や、鬼っ子の悲哀などを浮かび上がらせるのだから、意外に気にするところでもないかーというのは新鮮な再発見だった。

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児童文学研究大会

 白百合女子大学児童文学研究大会「成果・現在・夢」へ。どしゃぶりの中、平日にもかかわらず、201人という参加者。
 研究報告。佐々木由美子さん「日本の幼年文学」で明治期以降の幼年童話の成立。和田啓子さん「イギリス児童文学」でホリンデールの子ども性、やりとり、エピファニーなどを用いてのポター分析。横田順子さん「アメリカ児童文学」で『ライ麦畑でつかまえて』以降を考え、児童文学と大人の文学の境界は題材ではなく書かれ方にあることや通史の重要性の指摘。大竹聖美さん「日韓交流・児童文学」で日本と韓国の近代を児童文学・文化の視点からの見直し。陶山恵さん「日本初・世界のアニメーション」で日本アニメの受容と印象批評ではない批評・評価への道筋への提言。 
 現場報告。やたみほさん「私の<編みメーション>と絵本制作」で、珍しい編み物をもとにしたアニメ作りの手法の紹介。小沼みさ子さん「私と子どもの本出版」で、至光社の絵本出版の編集のお話。笠原章子さんペンネーム七海陽さん「情報化社会と子ども」で、メディアの中に生きる子どもを様々な学問領域から横断的に見ていかなければいけないとの指摘。内藤貴子さん「研究センターの成果と夢」で白百合の児童文学研究センターの活動やこれからの抱負。砂田弘先生「私の評論史」と山花郁子先生「調布発信―私の読書運動」はミニ講演会で、「雨ニモマケズ」のパロディに乗せて研究者のありかたを示したり、読み聞かせや童謡に触れたときの子どもやお年寄りの反応などのお話をして下さった。

 記念講演のピーター・ハント教授「今、児童文学がおもしろい?」(Interesting Times?)では、ハリー・ポッター現象に悩まされる批評家の話を枕に、現在、児童文学はウェブサイトやビデオなど様々なメディアと関連したところにあることや、児童文学が一人の子どもが一冊の本をある時に読むという個別的な事象になっていることなどのお話。普遍ではなく個別へ、他分野と対立するのではなく平等的・協調的にと。
 質疑応答では、if such traditional books still have the identity of their own, how do you think they have the influence on each child's reading or imaginations?と伺ってみた。もう少し聞きたかった。


 昼ごはん休憩のときに、別室で行われていた花田えりこさんの簡単クッキング。クラッカーにかぼちゃペーストでハロウィンのように模様をつくるというもので、3枚やらせていただき、楽しい時間&美味しいデザート。そのときアシスタントをされていたあびあびさんは、はじめましてだったのだが、懇親会で声をかけてくださった。
 懇親会では、会いたかった方にもお目にかかり、話したかった友達とマシンガントーク。今の迷いの時期に、いろいろな助言を頂くことができた。

 朝の9時半から休憩をはさみつつとはいえ、懇親会が終わる8時まで。長丁場ではあったが、意外にも時間が早く経ったような気分で、どの話もとても示唆的でおもしろく、飽きなかった。子どもの文学に重なる研究・現場の多様性と様々なところとの連携が生み出していく可能性に、やや武者震い。

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負け

ジャパンは負け、阪神も負けたけれど、別に強いから応援するわけではない。人はいかにして何かのファンになるのだろう。ダイエーファンで、今日は福岡入りして応援した舌間くん、おめでとう。
 城島ってダイエーの顔だと思うけど、初めてじっくり見た。ダイエーはバタ臭い系のイケメン(古い)が多いような気がする。和田がボール先行したときに、ミットを取って満面の笑顔を見せて「リラックス」と言っているのが実に感じよかった。捕手って女房役と言うけれど、逆じゃないかなー。この場合、気分的に私は和田で、だんなさんが城島という感じ。 
 ジャパンは残念だった。前半の後半から後半の前半までは、すごく見ごたえがあり、トライもさることながらすばらしいタックルに涙がにじんでしまった。ミラーはこれで引退だよなー。残念だなー。勝たせたかったなあ。インタビューでは、「日本はW杯出場チームの中でもとても人気のある」と言われていたけれど、あのひたむきさあってこそ、そしてその中軸にミラーがいる。
 確か、前回W杯は、大畑のワントライだったはずだし、その前は145点を取られた歴史的大敗があった。今の時点でやれることはやった上での結果だと思う。次のW杯で初勝利、次のW杯を日本に呼んで決勝T進出、とデジャブのような筋書きを夢見てしまう。
 アメリカはラグビー貧国だけど、たぶんイギリスやオーストラリアでプレーしている選手でチームを作っているのだろうな。日本も、たくさんの選手を海外経験させて、ぜひサントリーあたりがスーパー12に参加できて、いっぱいテストマッチして、国立を満員にして桜のジャージを応援したい。

 カズエちゃん母子、ミチルちゃん母子、ナツヨちゃん母子と一緒に大きい公園で遊ぶ。風邪だったので、私が久しぶりの外出。気持ちのよい日だった。最近のTさんは首を振るだけでなく「ハイ」「アイ」が言えるときがある。「公園行くよ」「アイ」「洗濯干すの手伝って」「アイ」。夜、サイトを巡回し、某マミーズ系サイトを見て「お受験する?」と聞いたら、首をぶんぶんぶんと振った。

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ラグビーワールドカップ

鼻づまりで頭がぼぅっとし続けている。眠い。スポーツおやじのように、「伊良部の3失点は、開始早々の取られなくてもいい2トライみたいなものだ」などとしゃべりながらテレビを見る。ビールはなし。ラグビーワールドカップ予選屈指のカード、アルゼンチン―アイルランドは、16-15でアイルランドが勝った。いい試合だった。
 昼間、最後だけ見た対抗戦の早稲田―筑波。当然、かなり点差が開いて、後半40分を過ぎたところでも、早稲田はゲームを切ろうとせず、6分以上の攻防を繰り返して、結局すばらしくパスをつないできれいにトライを取った。強いチームの正しい姿という形で、思わず拍手。

メモ
『博士の愛した数式』小川洋子 新潮社 (100% BOOK LIFE)
『さすらいの旅』 デボラ・エリス
『二つの旅の終わりに』 チェンバース
『フェアマウント通り26番地』 デ・パオラ
『運命ではなく』 ケルティース・イムレ 国書刊行会
『くらーいくらいおはなし』 ルース・ブラウン
『薔薇と野獣』リア・ブロック 東京創元社
『人魚の涙、天使の翼』リア・ブロック 主婦の友社

メモ
「飛ぶ教室」
「トムは真夜中の庭で」(映画になった児童文学)


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本メモ

メモ
『博士の愛した数式』小川洋子 新潮社 (100% BOOK LIFE
『さすらいの旅』 デボラ・エリス
『二つの旅の終わりに』 チェンバース
『フェアマウント通り26番地』 デ・パオラ
『運命ではなく』 ケルティース・イムレ 国書刊行会
『くらーいくらいおはなし』 ルース・ブラウン
『薔薇と野獣』リア・ブロック 東京創元社
『人魚の涙、天使の翼』リア・ブロック 主婦の友社

メモ
「飛ぶ教室」
「トムは真夜中の庭で」(映画になった児童文学

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野球

 風邪をひいたのもこのストレスからかも、とプロジェクトのプレ論文を今日送信。思ったより長く書けなかった。学会で発表したい内容とほとんどかぶるのだけど、そっちはまだうまくまとまらないので、また風邪引きそう。
 八代さんからメールをいただき、以前になくしたプロジェクトの私用ファイルが見つかったとのこと。皆さんも探してくれて、私も庶務課やら学生課やらに問い合わせてそれでもなかったのに、突然出てくるとはびっくり。大変にありがたや。

 松井は5の0だった。私が一度目に見たときは、7イニングスストレッチでone two three you're outを聞きながら、6-1の渋い顔。二度目に見たときは、走者一人おいて6-4まで追い上げツーアウトというところで、ライナーで取られ、試合終了。というところだった。だめだめだったけど、今日4番になったまでの前回までの活躍をよしとすべきか。4番ってすごい重圧なんだろうなあ。ニューヨークの論調も厳しくしないであげてね、と思う。
 阪神は3連勝でよかったよかった。私は阪神の中ではウィリアムスが一番好きなので、うっとりしてしまう。でも、ホームの圧倒的な利を思うと、残りを福岡は大変だ。3-3になったら、最終戦は全然違うよその球場(今ならナゴヤドームとか)でやってみたりすると、フェアかもしれない。

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光村図書出版

 中学生向けの読書案内を書くお仕事の関係で、本当に中学生が読む(と思われる)本を読んでいるのだけど、いいねえ、おもしろいねえ、と改めて唸ってしまう。今日は、自分では読まないであろう黒柳徹子の『トットちゃんとトットちゃんたち』(ユニセフ親善大使として各発展途上国や紛争中の国をまわって子どもたちと触れ合った経験)を読んで、うるうるしてしまった。
 ついでに、国語の教科書、中学1年生から3年生までの3冊を貸していただいて読んだのだが、ずいぶんおもしろいなあと思った。「走れメロス」って、最後に親友同士が抱き合って泣いて、暴君が心を改めて終わりという印象だったのだが、実は「一人の少女が、緋のマントをメロスにささげた。メロスは、まごついた。よき友は、気をきかせて教えてやった。『メロス、君は、真っ裸じゃないか。早くそのマントを着るがいい。このかわいい娘さんは、メロスの裸体を皆に見られるのが、たまらなく悔しいのだ。』 勇者は、ひどく赤面した。」という、ふっと息を抜いた、ユーモアがにじむ結末なのだった。再発見。

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パーティーのはしご

 中高でお世話になっていた国語の安藤先生が、今年の3月でご退職されたとのことで、私と同学年のキヤマさんが発起人となり、複数学年にまたがって同窓生を招いて、数十名での「先生を囲む会」が催された。渋谷の、渋谷らしからぬ落ち着いた小さなホテル4階のピアノラウンジで、キヤマさんの生演奏も聴きながら、とても楽しい時間を過ごす。
 私の学年が一番人数が多く、プチ同窓会の様相だったが、皆さん、根っこの部分は変わらず、幹や花の部分では実り多いそれぞれの方らしい道を進んでいて、いろいろな刺激も受ける。
 ○×クイズを3回行い、それぞれで一等になった3人に賞品を、という企画。私は、国語の先生にちなんだ文学史クイズで一等になってしまった。十代のうちに暗記したことって、忘れないのね(^^; 
 あと2回は、先生にちなんだカルトQだったのだが、3人ともを私たちの学年で占める。賞品は先生がその場で書いて下さった色紙。うち二つが『梁塵秘抄』の「遊びをせんとや生まれけむ」「戯れせんとや生まれけむ」だったのだが、それをネコムシとばさんと分け合ったのが、すばらしく奇遇。私のは「戯れせんとや生まれけむ」だった。戯れるところには、人とのつながりがある。その宝物も思った午後のひととき。

 終わる頃を見計らって、ホテルまでだんなさんにTさんを車で連れてきてもらい、ネコムシとばさんに、初めてTさんに会ってもらうことができた。みんなに囲まれたときは一瞬号泣したが、ティールームで落ち着き、安藤先生にもバイバイできた。レース模様の紙のコップ敷きを真剣に破り、豆粒みたいなかけらを真剣にネコムシとばにプレゼントするTさん。ネコムシとばは、おとといロンドン出張から帰ってきたばかりで、紅茶をお土産に頂く。ありがとう!

 ネコムシとばと別れた後、そのまま車でミホ邸におじゃまし、6時過ぎから、イタリア料理の夕べ。ミホ氏の妹のヒロコさんともかねて親しくさせてもらってきたのだが、ヒーさんは3年間イタリアに留学していて先ごろ帰国したばかり。留学そのものは語学目的だったが、料理がプロ級のヒーさんとミホ氏がイタリアンの腕を奮うというので、期待に満ち満ちておなかはすかせてGO。
ゲストにお二人の友人4人とマオ氏が呼ばれていた。ベビーのシノちゃんは今日は預けてきたとのことで、会えずに残念だった。
 お料理はすばらしかった。前菜の海鮮マリネ、自家製の新鮮レバーの旨みあるレバーペースト、茄子とひき肉と赤ピーマンとハムと松の実のテリーヌとサラダ、お豆とぷりぷりえびを添えた揚げたようなおもしろいパスタ、ものすごく手間のかかっている栗のバターソテー(甘くなく、栗のおいしさがよく分かる渋い一品)。
 車内ですごくぐずったTさんだったが、意外にパーティにはなじみ、にこにこと走り回り、イタリア語の料理雑誌をたくさん見せてもらって、おいしそうな写真にお箸を突き刺していた。いっぱいかわいがってもらえて、楽しかっただろう。
 ただ、やはり8時半ごろにはお疲れおねむがきたので、私たちだけ先においとま。ミホ氏秘伝のライムパイと、プリンを焼きこんだというケーキの2種類のデザートは包んでいただいた。これから、ビデオにとっておいたラグビーワールドカップ、日本―フランス戦を見ながら、夜のお茶にするのだ。うふふふふ。

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自由が丘満喫

 のんちゃんがリッタン(1歳10ヵ月)と一緒に自由が丘探訪に来るということで、私も予習をしてご一緒させてもらう。普段行く店以外にもいろいろ行けて、大充実だった。

 お昼は、ご近所のお友達の陽子ちゃん(自転車で登場)も一緒にということだったので、5人でThanks Nature Gardenのカフェへ。Tさんはとりあえずバナナとりんごジュースを飲み、本の取り合いになったとき以外は普通にしていてくれたが、それでも、振り回した手で水をひっくり返した。リッタンは、陽子ちゃんとママにはさまれて大興奮だった。適当なところで「ジャ、イコッカ」と合いの手を入れるので、笑えた。
 料理は2000円のchef's plateで、少しずついろんなものが入っていて、お惣菜もパンもデザートもオーガニックコーヒーもおいしかったが、Tさんのフォローがあるので、本来味わうべき以上の早さでおなかに収めてしまったのが惜しい。 
 はじめましての陽子ちゃんとも、すぐに打ち解けられる。こにこに。さんもU子ちゃんも知っていたし。自由が丘ご近所、いいなあ。またぜひこういう機会があるとうれしい。

 陽子ちゃんと別れてから、Mono Natural、Quatre Saisons、Timeless Comfort、mr.shop anjd jumpin' kiki、La Porcellana Bianca、Laura Ashley、Cibone、Twice、Country Spiceと見て、GAPのビルでおむつを替え、Franc Francを見た後、東急ストアで子どもに飲ませるジュースを買い、ワゴン屋台のカフェモカでほっこり路上のお茶。この頃、リッタンはぐっすりモードに入り、Tさんは走り回る。
 こう見ると、ずいぶんまわったのぉ。いかにもツボどころで。のんちゃんと私は雑貨もヨーロッパも好きだけど、テイストが微妙に、のんちゃんはシンプル好き、私はもっと甘めが好き、なので、例えばLa Porcellana Biancaでは私が外で待ってて、Twiceではのんちゃんに見ててもらって、という感じだった。買い物の予定はなかったのに、気づくと、びんを3つ、シェーカーを1つ、バーゲンの古本洋書絵本を1冊と、studioMのお皿2枚だけだったのんちゃんよりたくさん買っていた。洋書絵本は、Babies in Artというミニ版で、以前さかなさんがご紹介されていたBaby Lovesを思わせ、有名な絵の中から、赤ちゃんが「smiling」「cuddling」などしている絵をコレクションしたもの。300円。
 子連れでこういう散策は初めてだったが、とても楽しかった。自由が丘が吉祥寺だったらいいのに(意味不明)。リッタンとTさんは、二人ともベビーカーに乗りながら手をつないでいた。またぜひ遊んでくださいね。
 Tさんは、駅からのぼり坂を自分で歩く。5時半に、さっさとシャワーとごはんに。いっぱい食べ、そのまま寝てしまったので、眠りながら歯磨きし、ベッドへ。6時半、これからが私の時間。

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締め切り/雑談

 夜、打ち合わせ。おいしいおすしをごちそうになり、やりがいのあるお仕事をいただき、しかし、締め切りが今月31日ということで、タイト! がんばっていかなくちゃ。

 雑談1『ザッカリー・ビーヴァーが町に来た日』(ホルト/白水社)は実に良かった。 雑談2「名もなきアフリカの土地で」では、戦争が終わった後に、お母さんがドイツに帰りたがらなかったところにリアリティと新鮮さがあった。 雑談3いしいしんじ。物語性を獲得していくと、いかにもフランス文学的にイメージと概念がいまひとつ不協和音だったところから(もちろん、その荒っぽさも魅力ではあるけれど)進化できる。私は『プラネタリウムのふたご』が買い。ところで、寮美千子さんのサイトから思い至ったのだが、熊送りの儀式は、アイヌ民族から着想を得たものだろうか。

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光村図書出版

 夜、打ち合わせ。おいしいおすしをごちそうになり、やりがいのあるお仕事をいただき、しかし、締め切りが今月31日ということで、タイト! がんばっていかなくちゃ。

 雑談1『ザッカリー・ビーヴァーが町に来た日』(ホルト/白水社)は実に良かった。 雑談2「名もなきアフリカの土地で」では、戦争が終わった後に、お母さんがドイツに帰りたがらなかったところにリアリティと新鮮さがあった。 雑談3いしいしんじ。物語性を獲得していくと、いかにもフランス文学的にイメージと概念がいまひとつ不協和音だったところから(もちろん、その荒っぽさも魅力ではあるけれど)進化できる。私は『プラネタリウムのふたご』が買い。ところで、寮美千子さんのサイトから思い至ったのだが、熊送りの儀式は、アイヌ民族から着想を得たものだろうか。

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洗剤/焼きそば/ラグビー

 朝、Tさんが今まで手の届かないと思っていたところに置いておいた洗剤の箱をひっくり返した。口に入れると困るので、後ろにいてもらって、箱についていた紙製のおさじで戻せそうな分を戻していたら、Tさんははっとした様子で「これはあれだ!」という感じに走っていき、お砂場セットの小さいスコップとバケツを持ってきた。おーい、遊んでいるのではないのだが…ひらめきはすばらしかったね。

 カズエちゃんの家に久しぶりにおじゃまする。計3組で、私たちが帰る入れ替わりにミチルちゃんとマリンちゃん母娘が来た。ちょっとでも会えてよかった。
 大人の昼食は用意してくれるとのことで、おーいしい五目焼きそばとチャーハンをごちそうになった。自分じゃ作らないメニュー。おなかをすかせておいしいものを食べるのって最高。でも、焼きそばは島田屋のものを炒めて片栗粉でとろみをつけ、焼きそばはごま油で焼いただけとのことで、私にも真似できそうで、それがまたうれしかった。

 ラグビーワールドカップ。イタリア―トンガ。当然トンガと思いきや、36-12でイタリアが勝った。トンガは自滅ミスが多く、シンビンを2人も出したのはいただけなかった。イタリアはそれは6カ国対抗などにも出ているのだから、だんだん強くなってはいるのだろうけれど、いかにもセリエAみたいな感じの人たちがボールを持って走ったりタックルしたりしていると、やっぱりどことなく違和感がある(テレビでの見慣れというのはおそろしい)。

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ラグビー

 夜は、ラグビーワールドカップ、日本―スコットランド。その前の試合で、イタリアがニュージーランドにボコ負けしてたり、カナダがウェールズにボコ負けしたりしていたので、日本が大敗しても恥ずかしくないぞ、と後ろ向きになっていたのだが。
 いい試合だった。途中までは本気でいけると思った。日本の解説はうっとうしいので分からなくても英語で聞いているのだが、ディフェンス、タックルがすばらしく(実際、mervelous,fantasticと褒められていた)、それゆえ、試合がすごく引き締まった。スコットランドはこんなはずじゃないとむくれていた前半。いっときは11-15まで詰め寄った。
 結果的には、それでも、実力通りにあらわれたか11-32で負け。前半にトライをひとつ取れていたはず。押せていたから。チャンスを3回も作ったし。広瀬のキックが4の2だったのは残念だった。取られた中には、余計なトライが3つあった。最初にトライを取られたときに、大畑はインゴールで真ん中まで走らせるべきじゃなかった。
 とはいえ、よくつなぎ、小野澤が走ったトライが一つ見られて、私は満足である。でも、満足とか言ったら、選手に失礼な気もする。とてもいい動きをしていたのはパーキンソン。頑張れ、ジャパン。次はますます厳しいフランス戦%18日。

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ぼくの好きな先生/ショッピング

 Tさんを預かってもらい、だんなさんと銀座デート。テアトル銀座で「ぼくの好きな先生」というフランス映画を見てきた。フランス語の響き、きれいだなあ、やわらかいなあ。

 Soho Street、伊東屋と寄って、伊東屋では来年の手帳を買った。今年から普通の薄い手帳を復活させていてロックウェルのを使っていたのだけど、来年は、アメリカン・カントリーで有名なラング社のもの。こんなの初めて見た。使い勝手や地下鉄マップなどからすれば、他の日本製がいいのかもしれないけれど、こういうのは直感で好きなものを選ぶのが一番。

 三越のローラ・アシュレイで、パンツを2本買った。夏が終わってシーズンオフになってしまったチノパンの代わりのものが欲しくて、いくつか試着。ちびの私にもお直しなく、しかもぴったりなわりに動きやすくてシルエットがきれいなデニム地のと薄いベージュのと。ユニクロジーパンは結局ヒップで選ぶとウェストがぶかぶかだったりして、はかなくなって捨ててしまったものもある。自戒をこめて、安物買いするよりは気に入ったものをちゃんと買うようにしよう。
 たまたまローラ・アシュレイのワンピースを着ていたのだけど、5年前に買ったもの。それを見るや店員のお姉さんに「ありがとうございます」「私も欲しいと思っていたものなのですが、入荷が少なくてすぐに出てしまって残念だったんですよ」と言われた。お姉さん、マニアかも? でも、リネンのところでは、ベッドカバーを買い換える話で、私もぺらりと「うちでは色違いでウィンターリリーを使ってて」とか「色味はバーントシエナで」とか(どちらもローラ・アシュレイの中の固有名詞)しゃべったので、かなりのファンと思われたかも。話が弾むかも。こういう店員さんってあまりいないなーと思ったら、だんなさんが「ベスト店員みたいな名札をつけてたよ」と教えてくれた。

 神戸で結婚した従妹ちゃん夫婦に、当日、Tさんにおもちゃやペッツやお子様ランチなど、いろんなお気遣いをしてもらったので、Tさんの名前で小さいものを贈ろうということで、プランタンへ。色々見たけれど、Tさん名義だし、既にお祝いは差し上げているので、かわいいものにしようと、カレル・チャペックのマグカップセットと紅茶にした。かわいいウサギとブタ。あーあ、私が欲しい。というのは贈り物の基本の気持ちかも。
 自分用には、山田詩子の『紅茶好きのメニューブック』を買った。幸せ。これ見て、明日の朝ごはんは私が作ろうかな。

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ぼくの好きな先生

 Tさんを預かってもらい、だんなさんと銀座デート。テアトル銀座で「ぼくの好きな先生」というフランス映画を見てきた。フランス語の響き、きれいだなあ、やわらかいなあ。
 感想はこちら

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ハントプロジェクト

 ハントプロジェクトで大学へ。火曜日は40分で着いた道が、今日は三連休の初日のせいかずーっと渋滞していて1時間半もかかってしまった。最長記録に近い(うれしくない)。
 今日は担当ではなかったが、興味深く報告を聞く。しかつめらしいのに、意外に楽しいもの好きなハントさん。The Pooh Booksには、最大級の賛辞をおくっていた。論中には、The Parent Trapが出てきてびっくり。ハントさん、わりに買っている。この映画は、以前にくるみちゃん夫婦と大盛り上がりを見せた、「ふたごのロッテ」現代アメリカ(&イギリス)版のすごくキュートで楽しくて幸せな映画である。アマゾンではVHSだけど、DVDが出てないかなー。マサトさんは、以前に購入したと言っていただろうか。と、「ファミリー・ゲーム」(邦題)熱が再燃。
 Talk Talkを図書館で借りる予定が、澤田さんとおしゃべりしている間にすっかり忘れて帰宅してしまった。まあ、また来週。

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ラグビー

 10日。地味にラグビーワールドカップが開幕した。オーストラリアにて。セレモニーでは、トライを再現するマスゲームが楽しかった。アボリジニのダンスに合わせてTさんが踊っていた。
 開幕戦のオーストラリア―アルゼンチン戦は、当然オーストラリア優位かと思ったら、過去10戦のテストマッチを互いに見ると、オーストラリアが5勝5敗くらいで苦戦しているのに対し、アルゼンチンはイングランドにもフランスにも勝っている。意外にアルゼンチン?と思ったけれど、地の利とさすがのディフェンディングチャンピオンで、オーストラリアが完璧にゲームを支配していた。
 アルゼンチンチームのジャージは、サッカーと同じ白と水色の段柄で分かりやすい。だんなさんが、「いっそ、日本も青にすれば」と言った。間違えてサッカーファンも応援してくれるかもしれない。

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2003.10.3-5 神戸

 神戸へ。バス、飛行機、タクシー、電車、ロープウェイ、地下鉄に、一日で乗るというのは、そうそうない経験。乗り物ばかりで窮屈だったTさんが、布引ハーブ園で、走り回って、階段を降り、せめて部分的にでも楽しんでくれたのが幸いだった。私たちも、カフェでハーブ茶を飲めた。私はピーター・ラビットのお薬、カモマイル、だんなさんはすっきりハイビスカス。ハーブは、気休めではなくほんとに薬効があるわけで、これが野生に生えているということが、私には奇跡に思える。地球の自浄作用の一環なのかもしれない。このカフェには「手摘みハーブティ」というのもあって、最初それにしたのだが「下に生えているハーブの中から、ご自分ではさみを持ってって摘んできていただきます」といわれ、時間もなかったので断念したのだった。でも、2階のそのカフェから見下ろすと、ちゃんと摘んでいる人たちがいた。間違えて変な草を取ってきたりは…しないよね。
 10年前に、ミナミと一緒に旅行した折に、布引ハーブ園も訪れた。印象は変わらず、丁寧に世話をされているハーブと、イオンが多いであろう空気と、急な坂道を再び堪能。

 昼寝ができず、ぐずった時間も多かったTさんと、だんなさんもおつかれさまでした。神戸OPAの江戸小路「花梨」でなぜかラーメン(私のは「神戸ビーフラーメン」。一応牛こま肉が入っていて、八角の香りがする)とビールで乾杯。その後、10年前に来たときにおいしかったジェラート屋さんで、デザートにいちじくとチョコレート&ヘーゼルナッツのダブルをシェアした。
 今いる部屋からは、正面にポートタワーが見え、汽笛の音も聞こえる。


2日目
 朝、3人でめりけんぱーく散策後、観覧車の下で待ち合わせて@Rinさんとお目にかかる。モザイク3階の海が見えるデッキのビアレストランに連れていってもらい、昼間から地ビール。うまい、うまい。から揚げのおいしいお弁当も、ちょうど良かった。
 本の話やお仕事の話や子育ての話など。私にはありがたいことに、ロールモデルにできる先人の素敵な女性の友達や先輩がたくさんいて、@Rinさんもそのひとり。話したり聞いたりしながら、まあ、決めたようにやっていくか、と思いを新たにした。Tさん、ここで大いにはしゃぐ。@Rinさん、ありがとうございました(^^)

 メインイベントの結婚式。だんなさんの従妹ちゃんである。
 大誤算は、美容院でヘアメイクをし、パーティドレスを着た私を、Tさんが大拒絶したこと。ずっとワタシ抱っこじゃないと、だったのに、「知った顔はこの人しかいない」とばかりに、ずっとだんなさんにしがみついていた。
 人見知り期ということもあり、親族紹介は泣いて部屋に入れず。でも、ガラス張りのきれいなチャペルでの式では、だんなさん抱っこで寝続けて(ごくろうさま)、披露宴の受付のときに目を覚ました。少し泣いて後はごきげんで、席ではパンと、特別お子様ランチのチキンライスを食べ、次々に絵本を読んで、にこにこはしゃいでいて、こちらもほっとした。こちらお祝いに伺ったのに、Tさんにおもちゃやお菓子など、たくさんプレゼントをいただいてしまった。感謝です。
 ええ、花嫁さんは若いし、花婿さんも若いし、初々しくて天気も良くて、親族の方々もなごやかに、じーんとするお話もあり、神戸牛に伊勢海老にお料理はおいしくて、すばらしかった。お友達もたくさん見えていて、華やいでいた。「結婚式って感動的だねー」と言い合っていた。
 ヘアメイクでTさんに拒絶されたのかと思って悲しかったけれど、どうやそうではなかったらしく、服を着替えたら、顔も頭もそのままでも、じゃーんぷ、と背中に飛び乗ってきた。何が彼女の爆弾だったのだろう。

 京都の両親とホテルの喫茶でお茶の後、部屋に戻る。家族でもないのに、前泊、後泊の私たち。でも、このくらいの余裕がないと一歳児を連れて飛行機で披露宴なんて無理。
 お見送りで頂いたミニワインを、部屋で二人で空け、出航する九州行きさんふらわあ号をベランダから見送り、モザイクの明かりを見ながら、夜のお疲れ様会をした。

3日目
 ぼちぼち帰り支度をしてチェックアウト。いいホテルでした。
 三宮に出て、国際会館SOLに行き、ナチュラルキッチンで840円分のお買い物。駅でコインロッカーに預けようと思ったら、大きいロッカーがふさがっていて、駅前の紳士服店の「荷物一時預かり」なるサービスに頼む。
 
 神戸のマツモト夫妻と待ち合わせて、楽しみにしていたお食事。奥さんは妊娠6ヶ月で、つわりが終わって、今一番楽しい時かも。でも、ベトナム旅行はお勧めできないかなー。ともあれ、マミーズトーク炸裂だった。
 神戸北野ホテルというとっても素敵な洋館のホテルのランチを予約しておいてくれた。ランチだけどフルコース。お魚もお肉もスープもすごくおいしかった。ワインも飲んで、とてもいい時間だった。育児や出産の話題を中心に、やっぱり生活やものの見方がすごく変わった話など。ユキエさんのおなかも、いっぱい触らせてもらった。
 Tさんは、おむつ関係で、私たちがミスをしてかわいそうなことをしてしまったが、パンを食べ、それなりに遊び、二回ほど中座はしたものの、おおむねいい子でそばにいてくれた。絵本攻撃や椅子の上り下りなど、わがままな姫に映ったかもしれないが、これがfullだったし、大人の食事によく付き合ってくれました。
 Tさん限界だったので、のんびりしきれずホテルを出て、三宮まで歩いた後、コーヒーのおいしい喫茶店で30分ほどトーク。伊丹空港へのバス停まで送ってもらった。身重の奥さんと私は、ペニーワイズやローラアシュレイなど、実は好みもとても似ている。以前、私たちはタヒチに行ったのだが、マツモトくんたちは、結婚式をスイスで挙げて、スイスでなかったらタヒチに行きたかったとか。安産で赤ちゃんが生まれたら、いずれ一緒に遊んで、子どもたちは父さんずに任せ、二人で買い物とかしてみたい。

 バスで空港、飛行機、羽田からバス、ローカル線で最寄り駅。けっこうへとへと。Tさんは、空港行きバスでは、私のひざ抱っこだったが、私が寝てしまったので、自分で一生懸命歌を歌ってセルフエンターテインしていた。飛行機では、MDで好きな音楽を聞かせたら3曲目くらいで寝てしまう。といっても、羽田までは1時間。
 ローカル線に乗ったら、明らかに「やっと知っているところに帰ってきた」的にはしゃぎ、彼女なりにいろいろストレスもあったかなーと思う。いくら私たちと一緒でも、友達に二組会い、フルコースで結婚式に出たのだから。

 楽しかったね、お疲れ様でした。いい旅でした。お目にかかった皆様、ありがとうございました。

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