日曜日、母の日。お世話になっている両家にお花を贈り、「あなたもお母さんですのに」と言われて、あーそういえばそうか、と思う。でも、まだ本当にお母さんらしいことはしていないような気も。なのに、Tさん、慕ってくれてありがたい。と思っていたら、夜、だんなさんが、Tさんの手形をなぞった「Tより」のカードを贈ってくれてびっくりした。先週の火曜日に自由が丘で一緒に選んだとのこと。じーん。
出講の火曜日は、午前中に授業が終わって、午後はフリーなのだけど、院生室におじゃまして仕事をする(メールで原稿を送っておく)。4時間ほど居座ったのちに夜は自分の勉強に出かけるので、最後はけっこうへとへとになる。同じところでずっとというのではなく、移動時間も多いので。まずいなあと思っていたら、久しぶりに、口唇ヘルペスが出てしまったので、抗ウイルス剤をたえず塗って抵抗した。
今日は前期の山場で、アリスさんが会長をつとめる横浜南高校母親の読書会にお招きいただき、ハイウォーターの「幻の馬」シリーズを中心に講演。レジメはこちら。あまりなじみのない作家の話だったと思うけれども、とても熱心に聴いていただき、的を射た質問もいくつか受けて、私にとっても良い時間だった。行きには、ますこさんと上大岡で待ち合わせて、車で一緒に乗せていっていただく。
保育の都合がつかずに悩んでいたところ、学内で、保育グループの方に来ていただくことができるという涙が出そうにありがたいお申し出を受け、いわゆる子連れ出勤になった。保育をして下さった平澤さんにはあらかじめファックスと電話と郵便でコンタクトがあり、私も楽しみにしていた。というか、今後も、個人的に依頼できないか期待を込めてお聞きしたのだが、上大岡や横浜周辺以外ではしたことがない、というお話だったので、やはり、自宅周辺でそのような第三の保育者の方を、これから探すしかない。というか、来週の編集会議中の保育のあてがなくて、5月の初めから悩んでいるのだった。
Tさんは、しかし、2時間のうち1時間40分くらいは涙がぽろりんのことも多かったようで、お手数をかけたのではないかと思う。とても詳しい保育記録を書いて下さったのがありがたい。最後はよくしゃべり、笑ったようだけど、Tさんにとっても初めての経験で、気張ったのではないだろうか。講演の後に私もまぜていただいた分科会(「現代」というグループで、課題図書はハミルトンの『ブルーイッシュ』だった)では、Tさん、「マンマ」の大絶叫ででも、あまりおなかがすいている気配もなく、お菓子を食べさせ、おんぶでうろうろし、でも結局寝そびれて、久々の大泣きモードに入ってしまい、なんだか中途半端なところで退出することになってしまった。一応、ハミルトンのお話も少しだけして、Bluishの原書だけはお見せできた。
異様に荷物が多い上にスーツで、行き帰りの電車がなかなかヘビーだった。Tさんは最近ベビーカーで立つという危険な遊びを覚えてしまったので、帰りの京急では、ベビーカーに荷物を置いて抱っこ。銀の手すりをつかんで跳ね、眠くてくねくねと暴れるので、抑えるのが大変だったが降りたら寝てしまった。それでふと、お昼を食べていなかったことを思い出し、急にお腹がすいて、パンを買って帰る。行きは、横浜の乗り換えに手間取り、京急に乗るところでおんぶにし、大量の荷物とベビーカーを持っての階段だった。いや、でも貴重な体験というか、何でも大変な思いはしておくべきで、帰ってきてから、二人でパジャマに着替え、がんばったねー、ごろごろごろ、と手荒に遊んだら、Tさんはきゃははと満足げに笑っていた。